遅くなってしまったが、今回発表されたauの春モデル7機種を順に見ていく。まずは、W41T。カラーは右の写真のフューチャーグリーンの他に、アンビエントホワイトとビートブラックの3種類だ。
このW41Tの最大の特徴は、4GBのハードディスクを日本で初めて搭載することだろう。この4GBのハードディスクは、従来のminiSDやMemory Stickで行われていた外部メモリの代わりとして、データフォルダ内の着メロ、着うた、写真、ムービーを保存することができる。4GBのうち、512MBはPCとUSBケーブルでつないだときに、USBマスストレージデバイスとして、USBメモリースティックなどと同じ感覚でPCからはドライブとして認識される。また、残りの3.5GBの領域は、「au Music Port」というソフトで読み書きをすることになる。
「au Music Port」はいわゆるiPodに対するiTunesであるように、今回のau春モデル7機種のデータフォルダに対して、PCを使ってファイルの概念をあまり意識することなく読み書きすることができる。他の6機種に関しては、40MB~50MB程度の領域へのアクセスであるのに対して、W41Tでは4GBという(今までのデータフォルダ容量から比べれば)広大な領域を読み書きすることになるので、W41Tのためのソフトウェアであるといっても過言ではない。また、「au 『Music』 Port」と名前はついているが、音楽ファイルだけではなく、メールのバックアップも可能だ。また、メールはパソコンで加工してから、携帯電話に書き戻すこともできる。
「au Music Port」に話が逸れたが、W41Tは4GBのハードディスクを積み、2000曲もの着うたフル・音楽ファイルを格納することができるが、ハードディスクを携帯電話に内蔵するということで、衝撃に対してはどうなんだろうと言う疑問が沸く。ハードディスクの搭載位置は、裏側端末下部で従来機種では電池パックがあるあたりだ。(その分W41Tでは電池パックが上部にある)この位置にあって、落とした時などはハードディスクのデータは保護されるのだろうか。その点に関しては、ある程度考慮されており、ハードディスクのまわりは緩衝材で囲んであり、さらにその上をシールドシートで覆ってある。通常のハードディスクオーディオプレイヤーと同程度の衝撃保護構造である。また、携帯を買うとたまにストラップがおまけでついてくることがあるが、W41Tの場合はネックストラップが同梱される。やはり、auならびに東芝側も『落として欲しくない』というあらわれのように思う。
ハードディスクを搭載して、それが動いているということで、メモリーをアクセスするものよりは消費電力が高いのかと思われるが、実はそうでもない。ハードディスクが極力アクセスが少なくなるようにシステムが設計されており、曲を再生するばあいは、最初に一括でメモリーに読み込んでおいて、それから再生する。そのため、再生中はハードディスクは作動しない。そのため、連続音楽再生時間はイヤフォン使用で8時間で、これは、その他の6機種の中でも最長の部類に属する。この点でハードディスクであるデメリットはないわけだ。また、常時ハードディスクが動いているわけではないので、前述した衝撃に対しても強いと言う利点がでることになる。
さて、最近の東芝製au携帯電話はBluetoothを搭載している。このW41Tも例外ではなくBluetoothを搭載している。今までは、Bluetoothを搭載していると対応するプロファイルは、HFP(ハンズフリー)/DUN(ダイヤルアップ)/BIP(イメージプッシュ)/OPP(オブジェクトプッシュ)/GAP(汎用アクセス)であったが、今回オーディオ関連のプロファイルであるA2DPを独自拡張したプロファイルを搭載し、ヤマハ製Bluetooth対応スピーカー「NX-A01」や加賀電子製のペンダント型Bluetoothイヤフォン「BTree Music」に音楽を飛ばし、ハンズフリーで音楽が楽しめる。しかし、A2DPを独自拡張したということで、既存のA2DP対応のヘッドセットではA2DPを使った音楽は聴くことができないかもしれない。これは、実機が発売されてみるまでわからない(私は福岡の住民なんで、原宿のKDDIデザインスタジオまで行ければ、実験する気はありますが)ですが、標準のA2DPも搭載して欲しかったと思います。(まぁ、標準のA2DPを搭載しても東芝ですからねぇ。Dynabookでつながらないヘッドセットも多いし)
また、音楽携帯であることに重点が置かれているように、音楽は携帯を閉じた時にも操作ができるように、背面に静電パッドがつき、再生、早送り、巻き戻しなどの操作ができるようになっている。これは、先にボーダフォンから音楽携帯としてデビューしている東芝製の803Tとも似ているかもしれない。
ほとんどが、音楽に関する内容に終始しているが、その他の点についても述べておきたい。W41Tに搭載されるカメラは、現状では最大級の画素数である323万画素のCCDカメラが搭載される。オートフォーカスでないところが悔やまれるが、最大2048×1536のサイズの写真を撮ったとしても、4GBのハードディスクを搭載しているので2000枚以上もの写真を格納できる。(もちろん、4GBをまるまる写真だけに用いた場合だが)
その他では、東芝独自の3DエンジンT4Dが搭載されるため、3Dゲームも本格的に楽しめる。また、「辞スパ」も本体メモリに搭載する。Hello MessengerやEZ FM、先に発表されたEZナビウォークの声deナビにも対応する。
このように日本初のハードディスク搭載携帯は、ハードディスクの使い道が音楽の格納という点しか見えてこないが、私は発売と同時に入手しいろいろと試してみるつもりだ。このW41Tに関しては、発売後には実機体験レポートがかけるものと思うので、お待ちいただきたい。
【関連URL】
auプレスリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0119/besshi2.html
ケータイWatch: 4GBハードディスク搭載の「W41T」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/27393.html
ITmedia +D モバイル: ついに登場、4GバイトHDD携帯---「W41T」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0601/19/news016.html
ITmedia +D モバイル: 「W41T」に搭載されたHDDの謎
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0601/19/news091.html
Nagi's Station 90.3: au 春モデル端末7機種発表
http://blog.nagi.jp/2006/01/19/28/
[...] 0.85インチ4GBのHDDを搭載し2000曲聞ける W41T » [...]
返信削除au 新機種...
返信削除先日、発表のあった au の新端末
W21T のユーザとして W41T は期待大。
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