2011年3月18日金曜日

セ・リーグは開幕延期せず

17日、日本野球機構(NPB)は東日本大震災によって開幕が困難視されていたプロ野球開幕を、セ・リーグは予定通り3月25日から、パ・リーグは2週間強延期して4月12日からとすることを発表した。

これほどまでに甚大な被害が起こっていると言うにもかかわらず、セ・リーグは一体何を考えているのだろうか。

現在、東北・関東地区では電気の利用もままならない、ましてや東北地方ではプロ野球を見るどころではないのである。

今日も、計画停電が実施されたのだが、それでも気温が低かったため暖房需要が多く、夕方のラッシュの時間帯には交通機関には運行本数の削減を提案したぐらいだ。

しかも、3月25日に開幕するセ・リーグは、開幕戦は東京ドーム、神宮、ナゴヤドームを利用するすべてナイターだ。東海地区となり、中部電力管内のナゴヤドームを除くとはいえ、東京ドームと神宮は東京電力管内である。そんなところで試合をやってもいいのか。
ちなみに、東京ドームのナイターは1試合あたり5~6万キロワット時、横浜スタジアムのデータではあるが屋外球場の1試合平均が2万1千キロワット時(デーゲームを含む)。つまり、最低でも7万1千キロワット時は消費をするわけだ。東京電力の現在の供給能力3350万キロワット時から見れば、僅かな量かもしれないが、それでも節電したほうが良いに越したことはない。

また、東京ドーム、神宮球場がどのように電源を確保しているかわからないが、もし東京電力の電力を使っていないのであれば、逆にそれだけの電力を東京電力に供給したらどうだろうか。
六本木ヒルズは、昼間4000キロワット時、夜間3000キロワット時の電力を東京電力に供給することにしたそうである。

とにかく、現時点でのセ・リーグ開幕は電気の無駄であること以外の何者でもない。

今回は電力の観点からのみ問題点を述べたが、問題点はその他でもまだまだたくさん出てくるだろう。

本当にこれでいいのか、セ・リーグには再考をしていただきたい。

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