2012年1月7日土曜日

今年はいつもより1日と1秒長い

今年2012年は4で割れる年数であることから2月29日の閏日がある閏年ですが、このほどIERS(国際地球回転及び基準座業軸系事業)は世界時間6月30日23時59分59秒(日本時間7月1日8時59分59秒)の後に閏秒である6月30日23時59分60秒(同7月1日8時59分60秒)を挿入することを発表した。
閏秒の実施は2008年12月31日(同2009年1月1日)以来、3年半ぶりである。

地球の自転と閏の関係

地球の自転周期は正確に86,400秒(24時間)ではなく、不規則なものであり、1日の長さに関しても月の永年加速によって非常にゆっくりと延びている。
片や、現在日常の生活に使われている1秒の基準は「セシウム133の原子の基底状態の2つの超微細単位の間の遷移に対応する放射の周期の9,192,631,770倍に等しい時間」と定められているため、この基準と自転周期から計測されている1秒とはずれが生じてくる。
1秒1秒のずれは小さなものであっても、それが1日、1月、1年と時を経るにつれて非常に大きなものになってくる。それを補正するために閏秒というものが世界統一で挿入される場合がある。なお、現在は地球の方が早いため閏秒を挿入することになるが、原子時計の方が早くなった場合は、逆に閏秒を削除される場合がある。

時報などの対応は

そうなってくると、60秒はいったいどこに入るのか。コンピュータの時計などはどうなるのか、不思議だ。
NTTの117時報サービスは従来の電話とひかり電話で対応が異なるが、従来の電話の場合8時58分20秒の時点から、秒間が正確に1秒ではなく101/100秒と、1/100秒長くなる。これで100秒後の9時00分00秒にはぴったりと1秒挿入された形で9時を迎える。光電話の場合は、挿入される8時59分60秒と9時00分00秒に2回続けて0秒の「ポーン」をならして調整している。
電波時計の場合は電波に閏秒を挿入・削除する情報が含まれているため、それに対応すれば表示可能ではあるが、実際にはずれたままの状態で、次回の校正時に構成される製品が多い。
コンピュータの場合は特に閏秒に関する動作は含まれておらず、NTPなどで時刻合わせをする際の閏秒の情報によって校正される。

今年の儲けた24時間と1秒。みなさんはどう使いますか?

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